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相模原・上溝に屋内釣り堀施設「ぼうけんの国」 熱帯魚メーンに

大型熱帯魚の釣り池

大型熱帯魚の釣り池

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 相模原・上溝に12月10日、屋内釣り堀施設「釣って見つけるぼうけんの国」(相模原市中央区上溝4、TEL 050-5370-4669)がオープンした。運営は、移動体通信事業やペット貿易事業などを手掛けるクラシード(横浜市)。

ぼうけんの国 相模原上溝店の外観

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 アマゾンや東南アジアなどに生息する熱帯魚 約30種類の釣り堀が特徴。同社は2004年、子どもに生物飼育の興味を持ってもらいたいと、ペット貿易事業で熱帯魚を取り扱うノウハウを生かして1号店をオープン。2020年、より幅広い年齢層の利用を見込んでトレジャーハンターブースなどを含む体験型アミューズメント施設にリニューアルした。

 相模原上溝店は、湘南釣堀(寒川町)に次ぐ2店舗目で、昨年4月に閉店した駐車場併設の大型パチンコ店跡に出店。同社営業統括部長の横田和洋さんは「生体運搬に便利な圏央道ICから近く、ファミリー層が多いエリア。駐車場や広い屋内スペースも必要だった」と説明する。

 店舗面積は約550平方メートル。内装はアマゾンなどの密林をイメージし、3種類の熱帯魚釣り池、ヤドカリやイモリ、ザリガニ、金魚の各釣り池を配置する。釣り池には難易度を表示し、釣果で達人・上級者・見習いの目安を示す。かえしのない針先で魚へのダメージを抑えつつ、釣れるように照明を暗くする。

 熱帯魚はレッドコロソマ、テキサスシクリッド、キフォティラピア、キューバンシクリッド、レッドフィンボルレイなど約30種類。サイズは5~30センチ。釣りごたえや見栄えなどを考えて選んだという。魚釣りに飽きた子どもには、ヤドカリやイモリ釣りが人気だという。釣った生き物は買い取りも可能で、飼育キットも取り揃える。

 マヤ遺跡をモチーフとするトレジャーハンターブースは砂場をスコップで掘って、自然石や化石、秘密の鍵を探すアトラクション。採集した量をはかりで計測して、重さで競うといった楽しみ方も提供する。

 コロナ禍での開店となったが、1号店は週末を中心に予約が取りづらい状況だという。「外出自粛の中でも子どもに安心できる環境で自然的な体験をさせたいというニーズがある」と横田さん。「出店できそうな建物は多い。多店舗展開する予定」とも。

 営業時間は10時~19時。入場料は、土曜・日曜・祝日のホリデーモーニングパック(3時間、釣り道具付き)=中学生以上2,700円・未就学児2,310円など、平日1時間パック=中学生以上1,200円などで1時間を超えると1分あたり9円が加算される。駐車場は施設内に80台分。ウェブサイトや電話で予約を受け付ける。

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