町田の古民家で「ゴシックハープ」弾き語り-クラフト品の展示販売も

町田の古民家ギャラリー「可喜庵」外観

町田の古民家ギャラリー「可喜庵」外観

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 町田の古民家ギャラリー「可喜庵」(町田市能が谷)で1月24日、ソプラノ歌手・ハープ奏者名倉亜矢子さんのコンサートが開催される。

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 名倉さんは千葉市出身。ニューイングランド音楽院(米・ボストン)声楽科を、演奏優等賞を得て卒業。国立音大音楽研究所研修過程を終了後、バロック音楽の研鑽を積む。これまでに「バッハ・コレギウ ム・ジャパン」「モーツアルト・アカデミー・トウキョウ」など内外の古楽団体の演奏会や録音に参加。合唱の指導者としては、女声古楽アンサンブ ル「コルニクス」と「アルバ」を主宰するほか、人気女性アカペラグループ「AURA(アウラ)」の歌唱指導を担当する。昨年、ソロアルバム「やすらぎの歌」をリリースした。

 コンサートは、スペインのガリシア地方に伝わるマリア讃歌やイングランドとアイルランド古謡をゴシックハープの弾き語りで演奏する。

 当日は併せて、「やすらぎの贈り物」をテーマにジュエリーや食器などのクラフト品を展示販売する。出品作家はうえやまともこさん(木工)、金子司さん(陶器)、斉藤衛さん(木工家具)、中野みどりさん(紬織)、濱口恵さん、林孝子さん(ジュエリー)、堀内亜理子さん(塗物)など。価格帯は、食器が木のスプーン(1,000円)~ティーポット(12,600円)。ジュエリーがガラスの帯留め(3,000円)~銀のブローチ(15,000円)、紬織りショール(84,000円)。

 コンサートと展示販売会を主催する「かたち21」代表の笹山央さんは「やすらぎのひとときを豊かに過ごす紅茶セット、口当たりのやさしい木のスプーンや食器、動物をかたどった愛らしいはし置き、体を暖かく包むつむぎのショールなど、バレンタインデーや結婚、出産など人生の門出を迎えた人、自分自身への『やすらぎ』のための贈りものを全国の工芸家の作品から厳選した」と話す。

 コンサートの開催時間は、14時~16時。事前申し込み(かたち21、TEL 080-6775-4892)が必要。会費は3,000円。展示販売は11時~17時30分(最終日は16時まで)。会期は1月23日~27日。入場無料。

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