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ブックオフ、SC相模原「SDGs DAY」協賛 選手のリユース体験も

ブックオフSDGs推進室のスタッフとSC相模原の藤野心魂選手、川島康暉選手、浮田健誠選手、安藤翼選手(左から)

ブックオフSDGs推進室のスタッフとSC相模原の藤野心魂選手、川島康暉選手、浮田健誠選手、安藤翼選手(左から)

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 ブックオフグループホールディングス(以下、ブックオフ)は9月14日、SC相模原の選手を対象にSDGsセミナーを開いた。

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 国連総会でSGDsが採択された25日のJ3リーグ公式戦「SDGs DAY」のメインスポンサーを務める同社が、「SGDsを楽しみながら知る」をテーマに実施する企画の一環。

 セミナーにはトップチーム4選手とジュニアユース24選手が参加。同社SDGs推進室のスタッフが、クイズを交えながらリサイクルやリユースの意義や取り組みを紹介。リユース体験では、選手の私物を実際に査定した。

 ジュニアユースの選手は「ご飯を残さずに食べることもSDGsにつながることを知った。考えるだけでなく、実際に行動することが大切だと学んだ」「世界的な取り組みに地元のブックオフも協力していることに驚いた」などと話す。

 藤野心魂選手の「Nintendo 3DS LL ポケモン限定版」は4,800円の買い取り価格。相当額は慈善団体に寄付するという。「予想外の高値。高校生なのでちょっと惜しいが、試合に出て足で稼ぎたい」(藤野選手)。

 SDGs DAY当日は、SDGsや3Rを「楽しく」紹介するほか、スポーツ用品の買い取り、フードロス飲料の無料配布、SC相模原のSDGs活動を支援する不用品回収ボックス設置「キモチと。」などを行う。

 相模原市で創業したブックオフは2016年にSC相模原とスポンサー契約を締結し、リユースカップ導入支援や「キモチと。」による応援をしている。公式戦のメインスポンサーは今回が初めて。

 同社広報担当マネジャーの小湊貴治さんは「当社はリサイクル・リユース企業で、『高く買い取って、安く売る』ことに力を入れてきた。実はSDGsによって、我々の取り組みが環境にいいことに気付いた。SDGs推進室を昨年9月に立ち上げて、様々な企業と連携している」と説明する。

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