WEリーグ第9節、ノジマステラ神奈川相模原はジェフユナイテッド市原・千葉レディースに2対0で勝利した。入場者数は605人。
ウインターブレークを挟んで約2カ月ぶりの公式戦。試合は前半8分、松本茉奈加選手の右サイドのクロスを浜田 芽来(めぐ)選手が中央で合わせてネットを揺らす。この日がデビュー戦となる浜田選手のゴールで相模原が先制。
その後、こうちゃく状態が続いた後半26分、コーナーキックからの大賀理紗子選手のシュートをキーパーが弾くと、詰めていた笹井一愛選手が頭で押し込む。交代直後の笹井選手がホーム3試合連続で得点。このまま千葉に決定的なチャンスを与えることなく勝ち点3を加えた。相模原のホームでの勝利は2021年10月10日以来。選手が久しぶりのラインダンスを披露した。
浜田選手は山梨学院大学から2月に加入。推進力を期待した菅野将晃監督の先発起用に応えた。「あまり緊張するタイプではないし、まだ雰囲気がわからなかったので、とにかく自分ができることをやろうとした。クロスからの得点は狙っていた」と振り返る。
菅野監督は「多くのサポーターが勝利を願っていたと思う。いいかたちで終われたのは良かった。両サイドの選手の突破力を生かすことが勝負のポイントになる。パスを繋いで、(相手守備ラインの)裏に丁寧なパスを通すことができればもっといい展開になる」と話す。
相模原の次のホームゲームは3月19日、三菱重工浦和レッズレディースと対戦する。