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麻布大学いのちの博物館で「ナイトミュージアム風」展示 暗闇に浮かぶ骨格標本

ナイトミュージアム風展示の様子

ナイトミュージアム風展示の様子

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 相模原・麻布大学「いのちの博物館」(相模原市中央区淵野辺1、TEL 042-850-2520)で現在、「ナイトミュージアム風」展示が行われている。

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 獣医系と生命環境系の同大学が創立125周年を記念して2015(平成27)年に開いた同博物館。長年蓄積してきた多種多様な動物標本を中心に一般公開している。

 「ナイトミュージアム風」展示は、暗い展示室の中で、来館者のスマートフォンで動物の骨格標本を照らしながら鑑賞してもらう試み。照らされた標本の立体感が増すことや影が動くことで、動物の息遣いが聞こえてくるような雰囲気を楽しめる。

 現在、コロナ禍で入館制限をしている同館。一日の最初の入館者が、照明されていない展示室を見て、「いつもと違っていいね」と言ったことが、取り組みのきっかけになったという。「開館時間が日中なのでナイトミュージアム風にした」と同大学渉外課の白石一郎さん。「映画(ナイトミュージアム)のように夜間、標本が動くことはないでしょうか」とほほ笑む。

 開館時間は10時~15時30分。入館無料。入館希望日の3開館日前までに電話で予約が必要。3月20日まで。4月以降の開催も検討中だという。

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