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町田市出身フラガール、スパリゾートハワイアンズで初舞台 七夕に夢叶える

新人フラダンサー6人。中部さんは左から3番目。

新人フラダンサー6人。中部さんは左から3番目。

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 町田市出身の中部希美(なかべきみ)さんが7月7日、「スパリゾートハワイアンズ(以下、ハワイアンズ)」(福島県いわき市)で初舞台を迎える。

フラガールになった中部さん

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 中部さん(19)は幼い頃に家族と訪れたハワイアンズでフラガールに憧れ、3歳からフラ教室に通う中で、自分もフラガールになりたいと思うようになったという。そしてついに今年、ハワイアンズ59期目の採用試験で新人6人のうちの一人に選ばれた。

「合格通知が届いたことを母から連絡を受け、実際に通知を見たときにうれしくて涙が出た」と中部さん。

 ハワイアンズを運営する常磐興産に4月、正社員として入社。福島県に単身移住し、同期と寮生活を送りながら、フラガールの養成学校である常磐音楽舞踊学院でレッスンに励んでいる。

 「全員フラの経験はあるが、タヒチアンやニュージーランドの踊りは初めての経験で、互いに励まし合いながら取り組んでいる」

 デビュー公演は、夜のポリネシアン・グランドステージ「虹~Mana o Aloha(マナオアロハ)」。当日はダンサー本人の家族や友人らも駆け付け、温かな応援ムードに包まれた、一般公演とは趣が異なる年に一度の貴重なステージになるという。

 「憧れていた舞台で楽しむことを心がけ、お客さまに楽しんでいただくことはもちろん、友人や家族に恩返しできれば」

 初舞台後は、フラガールの一員として日々のステージに出演。学校では2年間、クラシックバレエ、ジャズダンスなどの基礎レッスン、フラ、タヒチアン、マオリダンスなど民族舞踊のレッスン、声楽に加え、ウクレレ演奏やポリネシア文化、ハワイ語などを学び、プロダンサーになる。

 「将来は感動を届けられるダンサーになりたい。私自身が憧れを抱いたように、私のダンスでフラガールに憧れを持ってもらえるようなダンサーになれれば」と意気込みを見せる。

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