WEリーグに所属する「ノジマステラ神奈川相模原」は8月19日、アリオ橋本(相模原市緑区大山町1)で2023-24シーズンの新体制を発表した。
昨シーズンは11チーム中9位。今季はスローガンを「Keep Shining! Keep Growing!-輝き続ける-」と定め、リーグ戦5位以内を目指す。
新加入は、MF=榊原琴乃(AC長野パルセイロ・レディース)、加藤栞(アルビレックス新潟レディース)、平國瑞希(Ter Leede VR1)、川島はるな(サンフレッチェ広島レジーナ)、DF=菅能夏海(Actonians LFC)、常田菜那(伊賀FCくノ一三重)の各選手(カッコ内は前所属チーム)。
菅野将晃監督は「アプローチの鋭さをさらに強化し、パス&ムーブ・ポゼッションにラインブレイクの要素をプラスしながら戦っていきたい」などとチーム方針を発表。「選手の成長・進化を加速させ、ワンチームで戦うことが最大のテーマ。ノジマステラのサッカーが面白い、応援したくなるという試合を見せたい」と意気込む。
新たに就任した小笠原唯志テクニカルダイレクターは、2つのチームフィロソフィーを発表。アカデミーも共に成長し、「持続可能なクラブづくりに挑戦していく」と宣言した。
新ユニホームは、相模原市の花「アジサイ」に着想を得た幾何学パターンを下地に、パワフルで攻撃的な形に変えた稲妻をあしらうことで、「クラブの絆の結束力・仲間の温かさとプレーでの精悍(せいかん)さ」を同時に表現したという。
登壇した既存4選手と新加入6選手は、今シーズンの意気込みを発表。3シーズンぶりに復帰した川島選手は「もう一度、ノジマステラの一員として戦えることを心からうれしく思う。感謝の気持ちをピッチで表現できるよう全力を尽くす」と力強く話す。
今シーズン初の公式戦は8月26日、ホームの相模原ギオンスタジアムでセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦する。