町田市は10月19日、町田市立国際工芸美術館(町田市原町田5)の施工業者を選ぶプロポーザルを中止すると発表した。
市は過去2回の条件付き一般競争入札で参加者がいなかったことを踏まえて、今回のプロポーザルでは、市内事業者の参画や公園利用者・近隣住民への配慮や傾斜地工事などに関する提案を求めるとともに、契約限度額の増額や工期の延長を盛り込んでいた。
プロポーザルの実施過程で、質疑の提出はあったが、18日の技術提案書の提出期限までに提案者がいなかった。
2026年9月1日に延期された開館予定も、見通しが立たない状況になっている。