J3リーグ第32節が10月21日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原は愛媛FCに1対2で敗れた。入場者数は2065人。
ここ5試合無敗で最下位を抜け出した相模原が首位の愛媛を迎えての一戦。前半、相模原が右サイドのクロスを瀬沼優司選手が頭で合わせるも、正面にいたGKにブロックされる。
0対0で折り返した後半の立ち上がり、愛媛が先制。中盤にも相模原の攻守の切り替え時にボールを奪った愛媛が追加点。相模原は、牧山晃政選手の右サイドからのパスを安藤翼選手がトラップしてゴール左に蹴り込む。
ここ3試合4得点と好調で、4カ月ぶりに先発した安藤選手の得点でスタンドが盛り上がる。相模原は終盤に攻勢をかけるもタイムアップ。ほぼ互角の展開だったが、決定力の差で勝負を分けた。
試合後、戸田和幸監督は「首位をリスペクトしつつも、恐れずに向かおうと試合に向かった。前半の(瀬沼選手の)ヘディングシュートが決まっていれば違う展開になった。2失点後も選手は下を向かずに最後までプレーした。今季残り6試合、次節もホーム。『なにを見せられるか』を考えて準備したい」と話す。
次のホームゲームは10月28日、松本山雅FCと対戦する。