Fリーグディビジョン1のファイナルシーズン墨田ラウンドが1月14日、墨田区総合体育館(墨田区錦糸4)で行われ、ペスカドーラ町田は名古屋オーシャンズに1対2で敗れた。
町田が勝ち点3をリードし、引き分け以上で初優勝が決まる今季リーグ最終戦。緊迫した試合で14分に名古屋が先制し、後半にリードを広げる。町田は残り5分でパワープレーを展開。野村啓介選手がヒールシュートでネットを揺らすと会場が大きなどよめきに包まれる。なおも、パワープレーを継続したが、シュートはわずかに外れてタイムアップ。
勝ち点差で並んだが得失点差により、16シーズンで15回優勝している絶対王者の名古屋が7連覇を果たした。町田は2017シーズン以来の2位。
試合後、町田の甲斐修侍監督は「名古屋ラウンドで名古屋が負けて、町田の優勝とはならずに、今日のゲームを経験できたことに価値があると思う。負けて悔しいが、これからも成長しなければいけない若い選手たちがたくさんいる。タイトルが取れなかった悔しさ以上に、選手たちの成長に期待をして、次のカップ戦、来シーズンのリーグにチャレンジすることを楽しみにしたい」と話す。