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町田のクレープ店「クレープきッズ」、ラスト2万枚焼き35年の歴史に幕

旧店舗から約35年の歴史に幕を下ろした「クレープきッズ」

旧店舗から約35年の歴史に幕を下ろした「クレープきッズ」

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 町田駅前のクレープスタンド店「クレープきッズ」(町田市原町田4)が6月29日の営業をもって、旧店舗から約35年の歴史に幕を下ろした。

クレープきッズ閉店の張り紙

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 同店は2001(平成13)年、ターミナルロード商店街入口に3軒目として移転オープン。大判焼き「マルヤ製菓」と焼き小籠包「小陽生煎饅頭屋」とともに、リーズナブルに小腹を満たすことができるトライアングルを形成していた。

 クレープはデザート系とおかず系を合わせて約60種類。1坪に満たない店内で、女性店主がオーダーを受けてから手際よく焼く姿が名物だった。価格は200円からで、週末は常に行列ができていた。

 店頭に3月頃、張り出された「2万枚焼き上げたら閉店」のお知らせには、「あっという間の23年間。ベビーカーに乗ったあの子は立派な社会人に。高校生だった子は優しいママに。いい時代、いい人達に支えられて心置きなく閉店です」などと記されていた。

 閉店した店舗には「本日29日2万枚を焼き上げ閉店です。それぞれの思い出、いい人達、いい時代、楽しく過ごした日々でした。心より感謝いたします。どうかあまり頑張らず自分らしく、明るい日をお過ごし下さい。きッズ」と書かれている。

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