FC町田ゼルビア「観客数倍増」プロジェクト-新スポンサー契約も

7月4日のJFL後期開幕戦ホームゲーム、待望の初得点で勝利に貢献したFW蒲原選手(中央) ©安孫子卓郎

7月4日のJFL後期開幕戦ホームゲーム、待望の初得点で勝利に貢献したFW蒲原選手(中央) ©安孫子卓郎

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 FC町田ゼルビアは7月4日、Jリーグ昇格に向けて観客数の倍増などを目的とする「町田倍増計画」を発表した。

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 ゼルビアは今年度JFLに昇格、2011年のJリーグ昇格を目指して、ホームゲーム1試合当たりの観客数4,000人、JFL4位以内などを目標に掲げているが、前期17試合の観客数は1,500~2,500人前後。順位は18チーム中12位(7月5日現在)でテコ入れが必要となっていた。

 同計画は、「エンターテインメント倍増、興奮度倍増、利便性倍増、観客数倍増、得点倍増。町田とゼルビアをもっと盛り上げるため、ゼルビアの思いを込めた計画」(ゼルビア)。選手、スタッフ、サポーターすべての力を結集して『反撃ののろし』を上げるという。

 次のホームゲーム、ガイナーレ鳥取戦は「7.19町田倍増計画」と称し、サンリオとの連携による「バッドばつ丸」の応援やサンリオピューロランド招待券の抽選プレゼントなどを含む「サンリオピューロランドマッチ」を開催。そのほか、オリジナルソングを使用したスタジアム演出、選手やサポーターなどによる事前の告知活動を強化する。

 同計画の実施は、ゼルビアや町田市商店会連合会などが申請し、先月30日に「地方の元気再生事業」の採択が決定した「『商都・町田』と『全国2番目のサッカーの町』の相乗プロジェクト」の補助金約2,800万円を活用。鶴川駅から町田市立陸上競技場までの直通シャトルバス運行、スタジアム周辺への地元商店の参加による「縁日化」、広報・広告活動などへの補助、「すきまちカード」会員へのサービス向上を図る。

 同計画と併せて、Jリーグ入会に向けたスケジュールと新スポンサー契約締結についても明らかにした。ゼルビアは先月30日にJリーグ入会に向けた「入会予備審査書類」を提出。8月最終週に予備審査の結果が通達され、9月30日の入会申し込みを経て、11月下旬~12月上旬に入会承認が決定する。また、キリンビール横浜支社と今月、オフィシャル・スポンサー契約を締結。トレーニングウエアに社名を入れるという。

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