町田に鶏白湯ラーメン店-地元のイングリッシュパブが出店

「遊郭をイメージした店内で、つややかなラーメンを召し上がっていただきたい」と店長のジョージさん。

「遊郭をイメージした店内で、つややかなラーメンを召し上がっていただきたい」と店長のジョージさん。

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 JR小田急町田駅そばに10月5日、鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン店「とららん」(町田市原町田6)がオープンした。同店はイングリッシュパブ「トラファルガー」(原町田3)の2号店。

とららんの鶏白湯みそラーメン

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 出店のきっかけについて、トラファルガーのオーナー・中山正和さんは「ビアホッパーズフェスの目玉メニュー『しょうゆ油ラーメン』が好評だったことから、2号店はビアパブよりも高い利益率が見込めるラーメン業態にした」と説明する。店名は「トラファルガーのラーメン店」の略称。

 店舗面積は12坪で、席数はカウンター12席。内装は、格子とカウンターを朱と黒で塗装し、意匠に遊び心を加えた。「遊郭をイメージした店内で、つややかなラーメンを召し上がっていただきたい」と店長のジョージさん。ジョージさんはトラファルガーの元厨房担当。ラーメン開発にあたっては、長年の付き合いだという相模原のラーメン店「69’N’ROLL ONE(ロックンロールワン)」店主・嶋崎順一さんのアドバイスを受けた。

 ラーメンは、薩摩地鶏の丸鶏をメーンに数種類の鶏ガラからとった鶏白湯スープに、イチマツ麺舗(山崎町)に特注した高加水率の中太麺を合わせ、自家製ポン酢に漬け込んだゴボウ、スモークした自家製チャーシュー、ライムなどをトッピングする。「ゴボウやライムは味のアクセント。スープにライムを搾ると、さわやかな風味を楽しめる」(ジョージさん)。

 主なメニューは、みそラーメンと塩ラーメン(ともに700円)。トッピングは塩味玉(100円)と鶏チャーシュー、豚チャーシュー(ともに250円)。サイドメニューは、とろろ昆布&豚チャーシューライス(450円)、ごま塩&鶏チャーシューライス(400円)など。1日120食の提供を目指す。

 「店のオープンはラーメンづくりのゴールのようでスタートでもある。これから日々、おいしいラーメンを提供できるように工夫を重ねていきたい」(同)と意気込みをみせる。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時。

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