町田のブリティッシュパブ、5周年でリニューアル-正統なスタイルに

トラファルガー店内

トラファルガー店内

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 原町田中央通り沿いのブリティッシュパブ「トラファルガー」(町田市原町田3、TEL 042-723-3335)が1月27日、開店5周年を期に店内をリニューアルした。

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 同店は2003年5月、町田で個人経営されているブリティッシュパブの中では最も早く開業した。「当時、町田にはドラフト(樽生)のギネスビールを出す店は1店しかなかった。当店オープン後、徐々にパブが増えてきた」(オーナー店長の中山正和さん)。2006年から、近隣のパブ「地ビール厨房コパ」と協力して「ビアホッパーズフェスティバル」を開催するなど、町田のパブ文化を盛り上げている。

 店舗面積は23坪、席数はテーブル32席、カウンター8席の計40席。リニューアルでは、エントランスフロアのテーブル席をカウンター席と同じ高さにしたほか、壁の色を塗り替えた。「正統なパブスタイルに近づけた」(中山さん)。

 店内にドラフトビールのサーバー8台を設置。ギネス(900円、価格はすべて1パイント)、キルケニー(900円)、ジョン・スミス・エクストラ・スムース(950円)、よなよなリアルエール(950円)、東京ブラック(950円)、エーデルピルス(900円)、サッポロ(700円)、ストロングボウサイダー(950円)を提供する。ストロングボウサイダーはリンゴの発泡酒でイギリスのパブでは定番のドリンク。同店は、日本で最初に樽生ストロングボウを設置した。瓶ビールは、イギリスとアメリカのブランドをメーンに、日本の地ビールであるサンクトガーレン(900円)とベアードビール(1,000円)を含め、約50種類をそろえる。

 フードメニューは、エールビール入りの特製衣を使ったパブ定番料理「フィッシュ&チップス」(900円)、牛肉を自家製フォン・ド・ボーとギネスでじっくり煮込んだ「ビーフ&ギネスシチュー」(1,100円)、ひき肉の煮込みの上にマッシュポテトをのせてオーブンで焼きた「コッテージパイ」(900円)、ラムのひき肉・豚レバー・豚ハツ・スパイスをミックスして煮込んだスコットランドの郷土料理「ハギス」(S=600円、L=1150円)、自家製ソーダブレッド&マッシュポテト(650円)など。客単価は2,000円~2,500円。

 中山さんは元プログラマー。「ギネス好きが高じて自分の店を持った。常においしいビールを提供することを心がけている」。サッポロやエーデルピルスなど4種類のビールサーバーは毎日、樽を取り外しラインクリーニングする。「基本的な作業だが、清掃で1杯弱くらいのビールが無駄になるので、毎日行っている店は多くないと思う」(中山さん)。

 「5年間、無我夢中で店をやってきた。あっという間だった。この不況を乗り切って、複数店舗展開したい」(同)と意欲をみせる。

 営業時間は、火曜~土曜=17時~26時、日曜・祝日=16時~23時。月曜定休。

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