町田市立国際版画美術館(町田市原町田4)で10月15日・16日、「ゆうゆう版画美術館まつり」が開催される。
同館の認知度を高め、来館者を増やすことを目的に同美術館と市内外の美術団体、美術系大学が協力して始めた同イベントは今年で13回目。昨年は約5000人が来場した。
会場では、市内外25の美術団体・グループが制作した絵画・版画・手芸・ファッション雑貨などの作品を展示・販売する「チャリティー・アートバザール」をメーンに、アート体験型企画、コンサート、工房ミニツアーなど多数の企画を用意。売り上げの一部は社会福祉施設への寄付や東日本震災被害支援に充てる。
アート体験型企画では、木版画指導員の個別指導による多色刷り木版画の制作、紙バッグやカレンダーを作る親子向けワークショップ、玉川大学による参加型アートなど10団体が実施。そのほか、桜美林大学の「異次元世界のビジュアルアートの展開」、町田・デザイン専門学校と玉川大学によるチラシデザイン原画展示、町田名産品の展示販売などを行う。
同バザール実行委員会の担当者は「美術館の前庭が2日間だけアートなバザール広場になる。世界に一つのオリジナルでアートなものがたくさん出展されるので、遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。
アートバザールの開催時間は、15日=10時~16時30分、16日=10時~16時。