フットサルのアジア選手権で2連覇を果たした日本代表チームのキャプテン滝田学さん(ペスカドーラ町田)が5月20日、町田市長を表敬訪問した。
2年に一度行われる同大会。チャンピオンとして臨んだ予選ウズベキスタン戦で残り7秒弾を浴び、まさかの敗戦も準々決勝でタイに競り勝って勢いに乗った。決勝、2対2から突入したPK戦でGK関口優志選手が神懸かったセーブを見せて勝利。2016年にコロンビアで行われるフットサルW杯の出場権を獲得した。
「キャプテンとしての責任を果たせてうれしい」と滝田さん。「決勝のPK戦、GKが3本連続で止めたという経験はなかった。周りの選手から『キャプテンとしてPKを蹴れ』と言われたが、キャプテンとして断った(笑)」と裏話も披露した。
Fリーグ創設後、特にミゲル・ロドリゴ日本代表監督が就任してから、日本のレベルは年々上がっているという。「代表選手として、ペスカドーラ町田でのプレーで結果を出し、もっと応援してもらえるように頑張りたい。W杯は楽に勝てる試合は一つもないが、ブラジルやスペインに勝つことが目標」と意気込みを見せる。