町田市観光コンベンション協会(町田市原町田4、TEL 042-724-1951)は9月1日、市内を通る「鎌倉古道」を紹介するガイドブックを発行した。
「鎌倉古道」は800年以上前の鎌倉時代に使われた道。町田市は、関東圏の中でも顕著に当時の鎌倉古道の痕跡(こんせき)をたどれる地域という。
同協会は、古道の魅力を広く紹介するため、古街道研究家・宮田太郎さんに執筆を依頼。主要幹線である「上道」に焦点をあて、各拠点の詳細な解説、発掘当時や現在の写真、中世の野津田の丘の「復元想像図」などを盛り込み、ウォーキングに持ち歩けるマップを付けた。マップにはバス停やトイレ、観光スポットなども掲載。
「多くの人に手にご覧いただき、古道のロマンを感じられる町田に足を運んでいただければ」と担当者。
A5判、67ページ。1,500円(税別)。町田ツーリストギャラリーや市内の書店で発売している。