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町田ゼルビア、磐田に4発快勝 中山雄太選手が先制デビュー弾

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 J1リーグ第27節が8月17日、町田GIONスタジアム(町田市野津田)で行われ、FC町田ゼルビアはジュビロ磐田に4-0で勝利した。

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 当節は夏の一大イベント「まちだ青城祭」との併催。スタジアム周辺に、やぐらや様々な子ども向けアトラクションが設置され、多数の屋台も出店。同スタジアムには今季開幕戦に次ぐ1万2306人が「入城」し、試合前から祭りの雰囲気で会場を盛り上げた。

 ここ3試合勝利がない町田。平河悠選手の海外移籍後、得点力不足が露呈。前節は守備面での課題が出ていた。「勝っていた頃の記憶をよみがえらせるつもりで準備をしてきた」(黒田剛監督)という同試合。

 町田は立ち上がりから相手ゴールに迫ると、新加入の日本代表DF中山雄太選手が左CKを頭でゴール右隅に流し込む。さらにエリキ選手が望月ヘンリー海輝選手のシュート気味のボールを体でゴールに押し込んで2点目。左サイドを崩したオ・セフン選手の折り返しを藤本一輝選手が狙いすましたシュートでネットを揺らす。

 3点リードで折り返した後半、反撃を試みる磐田に対して、町田はカウンターで応酬。ロングボールに走り込んだエリキ選手の折り返しで、藤尾翔太選手がドリブルでボックス内に侵入。ハンドでPKを獲得すると、自ら蹴り込んで4点目。前回の対戦で敗れた相手にクリーンシートで4試合ぶりの勝ち点3を獲得。2位との勝ち点差を4に広げた。

 試合後、黒田剛監督は「チームが生まれ変わるというか、リスタートの一戦としては、上出来の試合」と振り返り、前回の対戦で敗れた次節のアウェー新潟戦に向けて、「この結果に油断することなく、反省点を洗い出しながら、さらにチームを引き締めていく」と話す。

 町田の次のホームゲームは8月31日、国立競技場で浦和レッズと対戦する。

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