JAXA相模原キャンパスを一般公開-全天周映画「3D MOON」上映も

昨年の一般公開の様子。昨年秋に設置された「M-Vロケット」の実機も展示される。

昨年の一般公開の様子。昨年秋に設置された「M-Vロケット」の実機も展示される。

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月24日・25日、JAXA相模原キャンパス(相模原市由野台3)を一般公開する。

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 年に1度行われる同イベントは、非公開の研究施設や最新の研究内容などをわかりやすく紹介するもの。近年は、夏休み中の子どもを中心に約2万人が訪れ大きな盛り上がりを見せている。今回は、昨年12月に相模原市とJAXA相模原キャンパス、東京国立近代美術館フィルムセンター相模原分館が締結した文化事業等の協力協定に基づき、共催で実施する。

 相模原キャンパスは、運用を終え6月11日に月面落下した月周回衛星「かぐや」、小惑星探査機「はやぶさ」、開発中の金星探査機「PLANET-C」などの最新情報のほか、昨年同様に施設内部を公開する。

 そのほかの開催場所は、「かぐや」から撮影した月の貴重な映像を含むJAXA製作の全天周映画「3D MOON」の特別上映会=相模原市立博物館、「宇宙科学セミナー」=東京国立近代美術館フィルムセンター、「水ロケット工作」=市立共和小学校。

 JAXA相模原広報担当の添野さんは「混雑緩和と施設をすべてご覧いただけるように、今回は開催日を2日間にした。博物館とフィルムセンターとの共催で大人向けの企画も増えた。この機会に日ごろの研究成果を知っていただければ」と話す。

 開催時間は10時~16時30分。「3D MOON」は各日4回上映(11時~、13時30分~、14時30分~、15時30分~)、10時から整理券を配布する。入場無料。当日は、JR淵野辺駅南口より直通の無料送迎バスを運行する。

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