空揚げ店「北海道ざんぎ屋 旭」(町田市中町1)が6月21日、小田急線町田駅第2踏切そばにオープンした。
ざんぎは北海道の鶏の空揚げの名称。「しょうゆベースのたれに鶏肉とでんぷんを一緒に漬け込んで揚げるため、衣まで味がついているのが特徴。おばあちゃんから受け継いだ秘伝のたれ。北海道出身者には『懐かしい味』と言われる」と店主の松尾さん。
店舗面積は約3坪。「妻が作るざんぎがおいしかったので商売になると考えた。初めての飲食店の経営なので、テークアウト専門に小さな店で始めることにした」。
メニューは、外国産の鶏肉に更別特産の手作りでんぷんを絡める、ざんぎ、塩ざんぎ(以上各4個、280円)、若鶏半身揚げ(880円)のほか、猿払村の刺身用ホタテや鶏肉、ひじきなどを加えた混ぜご飯(420円)の4品。空揚げは注文を受けてから調理する。
「オープン後、リピーターも増えつつあり、1日で約20キロが売り切れるようになった。今後、ピリ辛味などのメニューを増やしていきたい」とも。
営業時間は12時~20時。