FC町田ゼルビア、ブラウブリッツ秋田とドロー-観客数3,000人割る

観客数は2,597人でJリーグ加盟が認められる「観客動員数平均3,000人以上」を今季初めて下回った。

観客数は2,597人でJリーグ加盟が認められる「観客動員数平均3,000人以上」を今季初めて下回った。

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第11節が5月15日、町田市立陸上競技場(町田市野津田)で行われ、FC町田ゼルビアはブラウブリッツ秋田に1対1(前半1対1)で引き分けた。

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 前節のアウェー戦でツエーゲン金沢と引き分けたゼルビア。ポポヴィッチ監督は退場処分を受けて出場停止になったチームの得点頭、勝又慶典の代わりに北井祐季をFWに起用。

 試合は前半6分、北井のドリブルから得たFKをMF鈴木崇文が直接決めて先制。しかし、秋田は素早いパス回しで試合を優勢に進めると39分、ゼルビアのパスを前線でインターセプトし、最後はFW比嘉厚平が決め同点で折り返す。

 後半はゼルビアが持ち直し、互角の展開となるがシュートまで至らない。秋田は終了間際、FKを合わせてネットを揺らすも、オフサイドの判定。シュート数が町田6本、秋田5本。互いに持ち味を発揮できずに引き分けた。

 試合後、秋田の横山博敏監督は「立ち上がりのセットプレーを決められたが、その後は自分たちのリズムでパスをつなぎ、相手を崩すサッカーができた。後半はポジショニングが悪くなり、パスをうまく回せなかった。(オフサイド判定の)最後のプレーが決まれば最高だった」と振り返る。

 ポポヴィッチ監督は「前半は相手の出来が良かった。こちらは自分たちがやってきたことができず、3本目がラストパスという単純なサッカーを繰り返してしまった。しかし、失点シーンなどの危ない場面は自分たちのミスで招いたもので、流れの中で崩されてはいない。先週の引き分けは勝ち点2を失った試合、今日は勝ち点1を拾った試合。コンスタントに力を発揮することは難しいが、難しいゲームに勝てれば成長する」と話す。

 観客数は2,597人でJリーグ加盟が認められる「観客動員数平均3,000人以上」を今季初めて下回った。次のホームゲームは5月29日、佐川印刷SCと町田市立陸上競技場で対戦する。

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