町田のバールで「満月の夜」にキャンドルナイト-地域通貨とコラボ

イタリアンバール「ルーナ」店内

イタリアンバール「ルーナ」店内

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 イタリアンバール「ルーナ」(町田市中町1、TEL 042-727-5352)は1月から、町田の地域通貨「まちだ大福帳」とのコラボにより「満月の夜のキャンドルナイト」を行っている。

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 同企画は、毎月満月の夜に店内の照明を落としキャンドルをともして営業を行うもの。キャンドル営業時間中はカクテル「キャンドルナイト」1杯が無料サービスされるほか、来店3回で3,000円の食事券サービスが受けられる。そのほか、1人2,000円以上から地域通貨を5%を利用できる。

 同企画は、「まちだ大福帳」代表の今井啓子さんが地域通貨「1万花」と交換に同店に提案。「地域通貨で一番頭を悩ませているのが、商店にたまった地域通貨の利用方法。たまった地域通貨のお返しに、この企画をルーナーの下田社長に提案したところ大変気に入っていただいた」(今井さん)と話す。「毎月満月の夜、同店店内にキャンドルをともしてスローな時間を楽しんでもらう。キャンドルナイトは新月の夜に行うが、キャンドルの明かりで食事をした後、外に出ると『まぁるいお月さんが空にぽっかりと浮かんでいる』ほうがロマンチックなので、満月の夜にしようということになった」(同)とも。

 「まちだ大福帳」は、町田を使用範囲とした減価方式の地域通貨で、2001年に運用を始めた。ミヒャエル・エンデの文章からとった「花」を単位とする。

 ルーナは、町田商工会議所「第1回・町田私の好きなお店大賞」を受賞したイタリアンレストラン「ルーチェ」(原町田2)の2号店として昨年10月にオープン。運営はまんてんダイニング。オーナーシェフの下田亮さんは、「ルーチェは食事中心のレストラン、ルーナはバー」と説明する。

 ルーナの店舗面積は約100平方メートル。席数は、カウンター=15席、テーブル=40席で、イタリア料理と酒をオープンキッチンで提供するカジュアルなバー。インテリアはヨーロッパの「秘密のバー」をイメージした「ネオ・デカダン」スタイルを採用した。

 メーンメニューは、備長炭グリル(岩手産岩中豚=950円、相模原産ダチョウ=1,200円、フォアグラ=980円)、アサリとムール貝のスパゲティ(1,000円)、生ハム盛り合わせ(500円)、チーズ盛り合わせ(500円)。客単価は3,500円。

 同店について、下田さんは「町田初の本格的イタリアンバール。骨付きの生ハムを手切りで提供するほか、チーズも20キロ近いパルミジャーノチーズから切り出して提供する。備長炭の炭火焼き、生パスタ、自家製ジェラートなども充実させている。オープン3カ月なので、これから頑張っていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は17時~25時。日曜定休。キャンドルナイトの開催日は、1月22日、2月21日、3月22日、4月21日、5月20日、6月19日、7月18日、8月18日、9月15日、10月15日、11月13日、12月13日。

まちだ大福帳スイーツの形をしたキャンドルの展示会-つくし野のカフェで(町田経済新聞)

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