有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。
今年は初めてお米作りにチャレンジしました! 農家出身の方からすればそんなの、大したことがないよ!と言われそうですが、先日無事に収穫できました。
無農薬、除草剤不使用(一般に今私たちが食べているお米は、栽培期間中に除草剤を使用して作られています)、肥料最小限、水があったり、なかったり。
古代式の田んぼと、現代の田んぼの違いは水をうまく抜く、暗梁(暗梁)が整備されているかいないかで、現代の田んぼは収穫時には地下に張り巡らせたトンネルにより、水を抜くことができ、収穫時にはぬかるみになることなく、コンバインで刈り取ることができるわけです。人間の知恵ってすごいね!!
私が借りた田んぼは、当然古代式なので、ぬかるみの中で稲刈り、はざかけで天日干しにしました。
いきなりですが、クイズです。干した後の稲がお米になるまで、さて、何段階あるでしょう??
答えは、4段階です。はじめに脱穀します、次にゴミを吹き飛ばします。そして籾殻を取り除きます。そうして玄米になったものを精米します。こんなにあるって、正直、作ってみるまで知りませんでした。
それに、脱穀もこんなに大変だということも、、、。
脱穀と、唐箕という機械で吹き飛ばすのは、友達の機械を借りたんだけど、脱穀は足踏み式で足が痛くなるし、唐箕は何時間もかかって、疲れちゃって!!まだ新米は食べていないです。食レポ報告できず、すみません。
でも、さすがに弥生時代から作っていた作物ですね、一部水が溜まらず草に埋まったけれど、他の野菜に比べて、簡単にできました。参加する人数が多ければ、楽しくできると思いました。私は、二人でやったので、面白いというよりは苦行でしたが!
上小山田の畑でインコを拾ってしまいました。しまいました、っていうのは、私は小学生の頃と20代にインコを飼ったことがあるのですが、鳥さんの飛びたいという尊厳に反して鳥かごの閉じ込めるのはどうなんだろう?思い、もう飼うことはないだろうと思っていました。
ところが、畑で農作業をしていると、夫が、あんたの好きなのがいるよ!といい、近づくとインコでした。なついていないので、当然飛んで逃げていきます。鳥はぐるぐる回って飛んでいます。おいで、と言っても来ません。
諦めて農作業をしていると、私の肩に一回止まりました。そうして逃げて、、棒に止まったインコに夫が手を差し出すと手に止まった!すかさず捕まえ、バケツに閉じ込め、カインズで鳥かごを買いました。三日間はじっとして暗い鳥でしたが、今では元気になりすぎてしゃべりまくっています。
捕まえたのは台風の前日。あのままだと死んじゃったかも、と今は思っています。
町田市の迷子のペットサイトにも登録しましたが、飼い主は見つからないので飼っています。他に、うちの犬が皮膚病になってしまったこともあり、夕方がすごい忙しくなってしまい、今まで英語の勉強と音楽鑑賞をしていた食後の貴重な時間は、鳥さんと遊ぶ、犬の肌を拭いてあげる、で一時間以上かかり、でもまあ、人生ってこんなものですね。
英語を勉強してもインバウンド来ないし、うちにいる以上、鳥さんの尊厳のため、40分くらいは鳥小屋から出してあげないと~。しかも、うちの犬が野犬で睨みつけるので、別部屋で~。
コロナがまた増えてきました。私は4か月収穫体験ができなくて、最近よくなってきたところなので、困りましたね。私も含め、皆様のご商売のご無事をお祈りいたします。
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