9月になりました。
2016年9月15日は私たちFMHOT839(エフエムさがみ)にとって、大きなマイル・ストーンとなる「開局20周年」の日です。
今から20年前は、アトランタ五輪なので結構昔な気がします。
ここまできたのも皆様のご愛顧があってこそ。これからもどうぞご贔屓に。
この20周年を記念して、「FMHOT839ラジオキャラバン」を開催しています。
相模原市中央区(9/1・相模原駅)、緑区(9/5・橋本駅)、南区(9/7・相模大野駅)、町田市(9/9・町田市役所)、愛川町(9/13・コピオ愛川店)の5カ所で公開生放送を行います。いずれの日も10時から13時です。
いつもはスタジオで行っている放送を、皆さんの見える場所で行う「公開生放送」。
私も何度か担当しましたが、どちらかというと苦手で。
いつものスタジオと風景が違いますし、いつもの私一人の放送ではなくリスナーのみなさんに囲まれていますので、集中力が散漫になるというか、サービス精神が空回りするというか・・・。
今回の「FMHOT839ラジオキャラバン」には私は出演しません。
パーソナリティーや番組スタッフがどのような動きをしているかといったラジオの裏側を見ていただけると幸いです。
その地域ゆかりのゲストも出演するので、お時間があるときはぜひ覗いてみてください。
町田市は町田市役所での公開生放送です。
いつも皆さんが見ているあの町田市役所の1階にFMHOT839のスタジオが登場します。
なんとも不思議な光景ですね。
FMHOT839と町田市のつながり。
数年前に結ばれた「防災協定」が大きいですね。
東日本大震災以来、ラジオの役割に「防災情報」が大きくなりました。
私たちFMHOT839は相模原市・愛川町・町田市を中心に防災情報を発信しています。
日本に多大な爪痕を残した先月の台風9号。町田市でも境川中心の地域で避難勧告が出ました。
この時の様に大きな災害の予報がある場合、発生した場合、関係機関と連絡をとって地域に寄り添った情報を迅速に発信するべく、FMHOT839では日ごろから防災時訓練や研修を行っています。
研修の際、時間を大きく割かれるのは「地名の読み方」です。
災害時は「避難所の場所」や「災害発生場所」の説明などで、日ごろの放送ではあまり使わない「自治会名」や「建物・公園の名前」などを使うことが多いです。
読み間違いなどがあれば、ラジオの前のみなさんに正確に伝わらないときがあります。
例えば、「小山中学校」「小山小学校」「相原小学校」(堺地区・震災時避難施設)。この2つは相模原にも同じ名前の学校があります。「相模原市立」「町田市立」をしっかりとつけて放送をしないと混乱を生みます。特に「相原小学校」は境川を挟んで比較的近い場所にあるのでより混乱する要素を抱えています。
町田市内でも「小山田小学校」「小山田南小学校」「小山田中学校」(忠生地区・震災時避難場所)も似た名前ですので強調して読む、繰り返して読むなどを工夫をしなくてはいけません。
災害はいつ起こるかわかりません。
その時にみなさんに役立つ情報を発信できるように日ごろから精進してまいります。
そして、「災害時はFMHOT」をみなさんに認識してもらえるように「日ごろからFMHOT」になれるように、これからもみなさんのそばに。
その一環としての町田市で公開生放送。
たまには
「ラジオを聞く」
のではなく
「ラジオを見る」
というのはいかがでしょうか?
9月9日は町田市役所でお会いしましょう。