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町田の美大生カフェ「スローボート」、経営難を乗り越え再開

スタッフは全員、大学生

スタッフは全員、大学生

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 JR相原駅前で美大生らが経営するカフェ「slow boat(スローボート)」(町田市相原町)が9月1日、リニューアルオープンした。

リニューアルしたカフェの外観

 多摩美術大学、東京造形大学など相原駅周辺の美術大学の学生13人が2008年にオープンした同店。家賃の滞納をきっかけに今年7月末に閉店した。

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 「支援いただいている大人にこれ以上、迷惑をかけられない。『店をたたむべきではないか』と初代メンバーらに相談した」と現スタッフの林康太郎さん(多摩美術大学4年)。「先輩らは『君たちがやりたいことを続けるべきだ』とお金を出してくれた。家賃のめどは立ったが、それをきっかけにメンバーがバラバラになってしまい、結局、閉店を選んだ」

 その後、「諦めたくない」という思いと閉店を惜しむ客の声を受け、コアメンバー4人で再開することに。ウインドーガラスをすりガラスからクリアガラスに変更し、ギャラリーとしても使いやすいように壁を白く塗り替えるなど、オープンな雰囲気にリニューアルした。「4年以上も営業していたのに店の前に住んでいる人にも知られていなかった(笑)」

 メニューは、グリーンカレーやチキンのトマト煮などの「日替わりプレート」(500円)、フィッシュアンドチップス(400円)、自家製ピクルス(300円)、ソフトドリンク(300円)、ビールやウイスキー、カクテルなどのアルコール類(400円~500円)。経営状況を改善するため、大人も楽しめるようにアルコールの品ぞろえを増やして値段を下げたという。

 「売り上げは大切だが、『学生が挑戦できる場所』という店の特徴は変えない。何かやれるという『ワクワクする気持ち』を伝えていきたい。地域の大人を味方につけて、かわいがってもらえるように頑張りたい」(林さん)と意気込みを明かす。

 営業時間は18時~22時30分。土曜・日曜定休。相原で活動するアーティストの作品展を開催中。

※閉店

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