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相模原に倉庫活用したアートスペース-美大出身者らが開設

アートスペースを開設した阿部美帆さん(右)、三浦伸吾さん

アートスペースを開設した阿部美帆さん(右)、三浦伸吾さん

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 相模原市周辺の美大出身アーティスト2人が7月15日、アートスペース「Kaikas'(カイカス)」(相模原市中央区相模原8)をオープンした。

木造平屋建ての倉庫を活用するアートスペース

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 相模原駅から徒歩8分の住宅地にある倉庫を活用し、アート作品の展示や制作などを行う。面積は約50平方メートル。

 「自分たちの場所が欲しかった」と運営者の一人、阿部美帆さん。阿部さんは相模原市在住の彫刻家。東京造形大学大学院を卒業後、高校などで美術を教える傍ら、横浜や都内の展覧会に出展。そこで出会った三浦伸吾さんと「開花する」という意味を込めた同スペースを開設した。

 1988(昭和63)年生まれの作家6人によるグループ展「空回りする遺伝子」を開催中。彫刻、絵画、写真、映画、グラフィックとそれぞれ専門が異なるメンバーの対話を通じて作り上げたという映像・写真、インスタレーションを展示する。

 「多彩なゲストを含め、パフォーマンスやワークショップなど実験的なプログラムを展開し、表現の可能性を探る場にしたい」と三浦さん。「作家と見る人の距離の近さが特徴。住宅地では異質な存在だが、地元の方にもお越しいただければ」とも。

 グループ展の開催時間は13時~20時。会期は8月30日~9月1日。

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