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町田市民バス「まちっこ」、消費税増税でも運賃維持へ

町田市民バス「まちっこ」

町田市民バス「まちっこ」

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 今年4月に行われる消費税8%への増税に合わせて広域町田圏の路線バスで運賃改定の動きが広がる中、町田市は市民バス「まちっこ」の運賃を現行のまま据え置く方向だ。

 神奈川中央交通は昨年12月、税負担増加分の転嫁を理由に運賃の変更認可申請を国土交通大臣に申請。路線バスについては「ICカードの利用が普及している」ことから、PASMOやSuicaなどで運賃全額を支払う場合は1円単位で設定。現金で支払う場合は10円単位にする。

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 今回の運賃改定が認められると、鶴川駅~鶴川団地間を結ぶバスは現行の片道190円から、ICカードを利用した場合で195円、現金では200円になる。同区間の定期券は1カ月で8,660円(現行8,550円)になる。

 町田を含む都区内や川崎市内で路線バスを運行する小田急バスも運賃改定を申請。同社もICカードについては「消費税率引き上げ分を、より適正に転嫁できる」ことなどを理由に1円単位で運賃を設定することにしている。両社とも改定は4月1日に実施する予定。

 交通不便地域の解消や市民の交通利便性などのため、町田市が運行経費の不足分を補う町田市民バス「まちっこ」は、「相原ルート」(運賃100円~300円)と「公共施設巡回ルート」(同100円)の2ルートで運行している。市交通事業推進課の担当者は「8%への増税後も現行運賃を維持する方向で議会に説明した。増税分も含めて運行経費が不足する場合は市が負担する」と話す。