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J3町田ゼルビア、秋田に快勝-無敗で首位守る

1ゴール1アシスト、1PK獲得の戸高弘貴選手

1ゴール1アシスト、1PK獲得の戸高弘貴選手

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 明治安田生命J3リーグ第10節が5月4日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはブラウブリッツ秋田に4対1で勝利した。観客数は3554人。

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 前節、ガイナーレ鳥取にアウェーで競り勝った首位の町田。守備の要、DF深津康太選手が出場停止のため、ペ・デヴォン選手と平智広選手がセンターバックに、初先発の三鬼海選手が右サイドバックにそれぞれ入った。

 試合は、序盤から町田が鋭いプレスをかけて秋田を圧倒。4分、FW戸高弘貴選手が相手のボールをカットし、そのまま流し込んで先制ゴールを挙げた。10分には中盤で「リスクを承知の思い切ったプレー」(MFリ・ハンジェ選手)でボールを奪うと、縦パスをつなぎ最後はMF大竹隆人が抜け出してゴール。37分にも同じような展開でMF鈴木崇文選手が3点目を挙げた。

 秋田は30分過ぎに左サイドからチャンスをつくるもシュートはポストを直撃。終了間際の決定的なシュートはGK修行智仁選手の正面。後半53分、町田ディフェンスの寄せが甘くなった瞬間をとらえたシュートで1点を返すも、78分にFW鈴木孝司選手がPKを決めて再び突き放し、首位を守った。

 試合後、相馬直樹監督は「サポーターの声援のおかげで3連戦の最後の試合を勝ち切ることができた。ポゼッションスタイルの秋田のボールを奪って攻撃につなげることを想定していたが、最初に想定していた形で得点できたのが大きかった」と振り返る。

 相馬ゼルビアは4年前、ゴールデンウイーク連戦最後のホームゲームで選手退場や連戦の疲れから初黒星を喫し、その後、順位を落とした。「4年目と今を比較する必要はないが、同じ轍(てつ)は踏まない」と相馬監督。「選手の個性を生かし、だれが出場しても同じ力を発揮できるように考えている。これから夏場を迎えるが、順位を落とさないように手を打っている」などと話す。

 次のホームゲームは5月18日、グルージャ盛岡と対戦する。13時キックオフ。

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