小田急町田駅近くに3月10日、日本酒専門の角打ち「立ち呑(の)み栗原」(町田市原町田6、TEL 042-724-8240)がオープンした。運営は酒販店「栗原」(南成瀬1)。
店舗は3フロアで営業。店舗面積は計12坪。2階が立ち飲み、3階と4階がテーブルと椅子を備える飲み放題スペース。飲み放題は禁煙と喫煙でフロアを分ける。客層は、男性=6割、女性=4割という。
立ち飲みは、日本酒30種類以上を半合=200円~1,000円で提供。飲み放題は、半合=300円前後の銘柄、約50種をセルフサービスで提供する。つまみは、缶詰や乾き物を300円~600円で販売。水は有料(100円)。立ち飲みの客単価は1,200円。飲み放題の料金は1時間1,000円で、店が混んでいなければ、30分500円で延長も受け付ける。
栗原は、日本酒の品ぞろえに定評のある酒販店。2代目社長の栗原信利さんは、東京農業大学の醸造学科出身。富久錦(兵庫県)で日本酒造りに携わった。「日本酒をより多くの人に気軽に楽しんでもらいたい」と自ら接客して酒選びをアドバイスするほか、醸造元を招くなどして日本酒の普及に努める。今回の出店を機に、「飲食店とコラボした『はしご飲み』イベントをまちぐるみで開きたい」と抱負を明かす。
営業時間は14時~23時。水曜定休。