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小田急ロマンスカー「LSE」定期運行終了 38年の歴史に幕

相模大野駅に到着する7000形LSE「はこね22号」(2018年7月10日撮影)

相模大野駅に到着する7000形LSE「はこね22号」(2018年7月10日撮影)

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 特急ロマンスカー・LSE(7000形)が7月10日、定期運行を終了する。町田・相模原の各所では先週末から最後の姿を写真に収めようとする人が見られた。

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 LSEは1980(昭和55)年に登場。流れるような直線と曲面のスタイリングが特長。内装はリクライニングシートやダウンライト、じゅうたん敷きでラグジュアリー感を演出。「Luxury Super Express(LSE)」という愛称が付けられた。前面展望が楽しめる先頭車両は人気を博した。

 定期運行の最終日、相模大野駅周辺にも「撮り鉄」が訪れた。「撮影スポットはいくつもあるが、学生時代から親しみのある大野総合車両所と空を背景にLSEを撮影することにした」と30代男性。最終の運行時間まで場所を変えながら撮影したいと話す。

 定期運行のラストランは「ホームウェイ83号」。新宿を19時15分に出発し、19時45分過ぎに町田を通過、相模大野に19時56分着。すでに予約で満席となっている。

 LSEは臨時列車として運行後、本年度中に引退。小田急線海老名駅前に2021年春開業の「ロマンスカーミュージアム」で展示される予定。

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