座間市内のヒマワリ畑で7月21日、恒例の「ひまわりまつり」が始まり、多くの人で賑わっている。
休耕地の荒廃を防ぐことを目的に1993年から始められた同市のヒマワリ畑は年々規模を拡大し、現在は全体で約5.5ヘクタール、55万本と首都圏随一の規模となった。夏の間中、満開のヒマワリを楽しむことができるようにエリアごとに時期を分けて種まきを行う。
日産自動車座間事業所そばの栗原地区のヒマワリ畑の面積は約1ヘクタール。約10万本が植えられている。22日現在、満開。会場では模擬店、ヒマワリの切り花や農作物の販売が行われている。
期間中は2カ所に展望台を設置。ヒマワリ畑の黄色、澄み切った夏の青空と白い雲、映画のワンシーンのような美しい風景を眺望できることから、記念撮影を楽しむ人が多い。
栗原地区のヒマワリ祭りは7月25日まで。8月11日からは約45万本のヒマワリが植えられている相模川沿いの座間地区でも開催される。