町田・文学館通りの路地に洋風小料理店「iribar(イリバル)」(町田市原町田4、TEL 042-794-7739)がオープンして1ヵ月が過ぎた。
店舗面積は約10坪。席数はテーブルとカウンター合わせて16席。長い間、空き店舗だった鉄板焼店を改装した。店主の入倉直子さんは、仲見世商店街のスペインバル「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ」の元店長。「自分の店を持ちたい」という5年越しの夢を叶えた。
店内は、入倉さんが好きな映画「アメリ」の世界観に影響を受けたという、深みのある赤と緑を基調とし、子どもの頃から集めた「宝物」を飾る。
メニューは、ラタトゥイユ(500円)、冬瓜と生ハムのサラダ、自家製ピクルス(以上400円)、アヒージョ、ハモンセラーノ(以上600円)などのつまみ類のほか、カレーやしょうが焼きなどの定食。ドリンクは、生ビール(650円)、ワイン(600円~)、モヒート(700円)、果物のフローズンカクテルなどを提供する。客単価は2,000円。
「以前の店と違って駅から離れた場所にあるので、常連さんが(客が入っているか)気にして、よく来てくれる」と入倉さん。「望んでいた空間。私にとっては『家』。お客さんにもそのように感じてもらえれば嬉しい。長く店を続けていきたい」とも。
営業時間は17時~24時(土曜・日曜・祝日は15時~)。水曜定休。