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「あと1点」町田ゼルビア、J2優勝逃す 4位に躍進

最終戦後、サポーターと記念撮影

最終戦後、サポーターと記念撮影

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 J2リーグ今季最終戦、FC町田ゼルビアは東京ヴェルディと1対1で引き分け、過去最高位の4位に躍進した。

 首位との勝ち点差1の3位町田が勝てば、「逆転優勝」の可能性がある大一番。チケットは前売り完売で、入場者数は2016年開幕セレッソ大阪戦以来の1万人を超えた。

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 スコアレスで迎えた後半、ヴェルディに先制されるも、途中出場のMFロメロ・フランク選手のクロスをDF大谷尚輝選手が決めて同点とする。

 後半アディショナルタイム時点で首位の松本、2位の大分がともに同点。「1発決まれば優勝」という展開にスタジアムが熱気に包まれる。選手は前掛かりで攻め続けたが勝ち越しはならなかった。

 「あと1点取れていたら(優勝)と試合後に知って、『そうだったのか』」と相馬直樹監督。

 「(J2昇格が掛かった2015年シーズンの)長野戦もそうだが、最終戦は勝たなければいけない。勝てば優勝という松本、大分もドローで終わっている。プレッシャーのなかで勝ち切ることは簡単ではない。来年はそこを抜けられるように頑張らなければいけない。リーグ戦の難しさ、奥の深さを感じた」と振り返る。

 「目標の6位以内は無理」という予想をつくがえし、昇格はできないと知りつつも最後まで戦い抜いた選手を「ほめてほしい」と何度も繰り返した。

 藤田晋オーナーは「あと1点取れれば」と振り返り、来シーズンに向けて、J1ライセンス取得に必要なハード整備を町田市内で実現する「めどが立ちつつある」と明かした。戦力補強については、「厳しい経営でチームをつくってきたと思う」と話し、相馬監督と話し合う意向を示した。

 横浜FCが勝利したため、町田は順位を一つ落とした。最終成績は21勝13分8敗、勝ち点75の4位。昨シーズン16位から大きく順位を上げた。