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「10年ぶりに湖の水を抜いちゃいました」 城山湖の湖底あらわに

取水口2基と測水塔が出現

取水口2基と測水塔が出現

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 城山湖(相模原市緑区川尻)が現在、設備点検で10年ぶりに水が抜かれ、湖底があわらになっている。めずらしい風景を一目見ようと見物客が訪れている。

ダム堤体上からの眺め

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 水抜きで、荒涼とした湖底に直径24メートル・高さ10メートルの取水口2基と測水塔が出現。レトロなSF映画のワンシーンのようなおもむきがある。

 神奈川県企業庁が12月に開く見学会は募集初日に定員に達するほどの人気だが、湖を一周する散策路から湖底を眺めることができる。

 城山湖は境川水系境川の本沢ダムの調整池で、神奈川県内唯一の揚水発電所(城山発電所)の上池として利用されている。電力需要の少ない夜間、下池の津久井湖から水を汲み上げ、電力を必要とする昼間に津久井湖に放流して発電する。

 抜水は12月25日まで。

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