東急電鉄は5月14日、南町田グランベリーパークの商業施設に出店する一部197店舗を先行発表した。
全230店舗のうち、4割がアウトレット業態、3割が飲食・食物販。アウトドアとエンターテイメントにも力を入れる。
アウトドア「モンベル」は再出店。「日本最大級」の売り場面積約2250平方メートルに、クライミングが体験できるウォールや、カヤックが試乗できる人工池を常設。「スノーピーク」は日本2店舗目のレストラン併設型店舗で、新たなアウトドア体験拠点として自然指向のライフスタイルを提案し、野遊びの楽しさを発信するという。キャンピングカー&ミニベロ専門店「トイファクトリー」は商業施設初出店で、キャンピングカーのレンタル事業を初めて手掛ける。
10スクリーンを備えるシネマ・コンプレックス「109シネマズグランベリーモール」は、「109シネマズグランベリーパーク」に名称変更して再開。最新鋭の上映システムと快適な鑑賞環境を導入し、臨場感あふれるシアター体験を提供する。
屋内型体験施設「FUNVILLAGE with NHKキャラクターズ」は、「おかあさんといっしょ」などNHKEテレ幼児向け番組の世界を体験できるアミューズメント施設。セガが手掛ける同施設は日本最大級の約900平方メートルの広さに、キャラクターに親しみつつ学び遊べるコンテンツを用意する。
施設内に点在する7つの屋外広場、屋外ならではの五感で楽しめる環境演出として、水遊びのできる噴水や、公園を一望できる芝生の丘、本物の炎が噴き出す演出装置や大型LEDビジョンなどを設置。豊かな自然に触れられる心地よい空間を創出するとともに、地域やテナントと連携したさまざまなイベントを展開することで、まち全体の活性化に取り組むという。
全テナントの発表は夏頃の予定。