防衛装備庁は10月26日、陸上装備研究所(相模原市中央区淵野辺2)の施設を一般公開する。
同研究所は、火器、耐爆構造、車両、施設器材などを調査研究する組織。旧陸軍の兵器学校跡地に1957(昭和32)年、保安庁技術研究所の相模原試験場として開設。防衛省の省改革で2015(平成27)年に防衛装備庁陸上装備研究所となった。
年に一度の一般公開は、同研究所の研究開発活動、装備品・技術について、市民や学生、研究者の理解と関心を深めてもらうことが目的。
当日は、汚染された危険地域で作業する「CBRN対応遠隔操縦作業車両システム」、空冷式インホイールモーターを搭載する軽量戦闘車両システム、16式機動戦闘車と10式戦車の試作品、過去の開発装備品、歴史資料などを展示するほか、体験ブース、子ども用の迷彩作業服を着用した試作車前での記念撮影などを予定する。
開催時間は10時~15時。入場無料。