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自宅でアート体験、町田市の文化施設がオンライン企画 「展示の舞台裏」紹介も

市立版画美術館で公開予定のアグン・プラボウォ作「デジタル・メモリー」の準備。来日延期となった作家のオンラインの指示で展示チームが5日かけて900枚以上の色紙を貼ったとSNSで紹介している。

市立版画美術館で公開予定のアグン・プラボウォ作「デジタル・メモリー」の準備。来日延期となった作家のオンラインの指示で展示チームが5日かけて900枚以上の色紙を貼ったとSNSで紹介している。

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 町田市は現在、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、自宅で過ごす時間を楽しめるよう、ホームページやSNSを利用して文化・芸術に触れる企画を展開している。

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 全国各地の美術館・博物館が参加する「おうちミュージアム」で、市立博物館はホームページで収蔵作品にまつわる塗り絵や折り紙工作などを紹介。市立国際版画美術館は開催を延期している企画展の作品や展覧会の準備についてSNSで発信している。

 オリンピック・パラリンピック関連の文化プログラムでは、市のキャラクターをあしらった塗り絵をSNSで配信。ハッシュタグをつけた投稿で作品の共有を呼びかける。市民文学館は町田が登場する文学作品のひとこと紹介や本の表紙をSNSで配信。学芸員の山端穗さんは「投稿の最初が、『まほろ駅前多田便利軒』だったので予想以上に反響があった。文学館の再開まで地道に投稿していきたい」と話す。

 各館のSNSアカウントは、市立博物館ツイッター=「@machida_museum」、市立国際版画美術館ツイッター・インスタグラム=「@machida_hanbi」、市民文学館ツイッター=「@machida_kotoba」。

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