相模原町田経済新聞の2020年PV(ページビュー)ランキングは、コロナ禍で外出を控える状況が続くなか、生活に身近な話題が上位を占めた。
ランキングは今年1月1日から12月10日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 町田・相模原の市立小中学校、ふたたび休校へ 新型コロナウイルス対策で(4/3)
2. 町田・相模の商業施設など臨時休館 「緊急事態宣言」受け(4/8)
3. 町田駅前に高級食パン専門店 地元の広告会社が出店(1/30)
4. 相模原にオフプライスストア「アンドブリッジ」 国内2店舗目(3/13)
5. 伊勢丹相模原店、解体工事始まる 迂回路の変更も(5/18)
6. 町田山崎団地でMaaS実証実験へ 小田急電鉄とJR東日本が連携(9/22)
7. 伊勢丹相模原店跡地、野村不動産が購入 複合型マンションへ(2/4)
8. 広域相模原町田圏で降雪 人出少なく、南町田グランベリーパーク「雪化粧」(3/29)
9. 南町田グランベリーパーク駅前に超高層マンション 市内最高34階建て(3/4)
10.相模原駅「スポレク公園」一部エリア、11月先行オープンへ(8/3)
5位と7位には伊勢丹相模原店の跡地利用に関する記事がランクイン。市は事業者に対し、「商業・文化の核」としてふさわしい土地利用を求めていたが、1~2階に商業・地域貢献施設を付属する45階建てタワーマンションの建設計画が明らかになっている。
東京オリンピックをはじめとするイベントが延期や中止、商業施設は営業自粛や閉店を余儀なくされて、「お出かけ」に役立つ記事が減少した。11~20位も公共施設の休館や特別定額給付金など生活に身近な話題が占めた。
SNSで比較的多くの「いいね」を集めた、ポストコロナの試行錯誤や社会課題解決を目指す取り組みに関する記事は上位にランクインするほどのPVはなかった。先行き不透明な社会でのローカルメディアの存在意義を自問しつつ、2021年も街の変化や人々のチャレンジを届けていきたい。