相模大野で「アートクラフトのフリマ」-規模拡大し今秋も開催、参加者募集中

4月に行われた「相模大野アートクラフト春の市」の様子

4月に行われた「相模大野アートクラフト春の市」の様子

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 相模大野駅前で開催されるアート&クラフトの青空フリーマーケット「相模大野アートクラフト秋の市」の開催に向け現在、開催事務局(相模原市相模大野6、TEL 042-767-5915)は参加者を募集している。

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 多くの人がアート作品や手づくり作品に触れて楽しむ場と、創作活動をする人の発表・交流の場をつくることなどを目的とした同イベントは6回目。毎年、春と秋の2回開催している。前回は80店が出店し28,000人が来場。回を重ねるたびにリピーターを増やし、規模を拡大している。

 出店者はプロ作家4割、アマ6割で主婦が圧倒的に多いという同イベント。開催事務局の藤川さんは「底辺拡大が狙いだが、全体のレベルをけん引してくれるプロを大切にしながら、初心者もプロと同等に扱う。すべての出店者をきちんとPRし、パンフレット掲載などで紹介することで応援している」と話す。

 イベント1回の全体売り上げは300~500万円。20~30万円売る出店者もいるという。「売り上げだけでなく、作品を人に見せる良い機会。地域内に数件ある、アートクラフト作品を扱うギャラリー・カフェなどの店舗が拠点的な役割を果たし、PRや参加者の拡大をサポートする。商店会などが出店する野点や駄菓子やろくろ体験コーナーなども人気。来場者の参加と体験をサポートする取り組みも欠かせない」(藤川さん)。

 「商店会が『作品の売り買い』ベースで主催しているため、アートイベント特有の敷居の高さがない。自分の作品の価値を考えたり、他人の方法を見て研究できたり、日常とアートを同じ次元で語り合うことができて分かりやすいのでは」(同)。

 出店費用は3,000円~10,000円。出店の申し込み期限は7月31日で、書類審査がある。「手芸・アクセサリー系の作家が目立つが、さまざまな分野の作家や大学生など若い作家の出店も期待している。ものづくりが趣味の作家さんの多さには目を見張るものがある。イベントを長く続けることで、そういう方の登場を見守っていきたい」(同)。

 開催日は11月1日(雨天の場合は11月8日)。開催時間は10時~16時。

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