FC町田ゼルビア、首位SAGAWA SHIGA FCに惜敗-残り5分で2失点

後半30分以降、ゼルビアはSAGAWAゴールを攻め立てるが得点ならず。

後半30分以降、ゼルビアはSAGAWAゴールを攻め立てるが得点ならず。

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第17節が6月28日、町田市立陸上競技場(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは0対2(前半0対0)でSAGAWA SHIGA FCに惜敗した。観客数は1,480人。

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 前期最終節の対戦相手は、現在首位のSAGAWA SHIGA FC。前節のTDK SC戦に途中出場し、アシストを記録したFW山腰選手が先発に復帰した。

 時折強い雨が降るスリッピーなグラウンド状態。序盤はSAGAWA に攻め込まれるものの、守備陣が耐えると、前半30分以降はゼルビアペースに。首位チームを自陣に押し込んだ。

 後半も30分以降、ゼルビアはカウンターからの決定機を何度もつくるが、39分のFW蒲原選手のシュートがポストをたたくなど決めることができない。すると42分、右サイドからのフリーキックに飛び込んだ相手DFがヘディングシュート、1点を献上。さらに、ロスタイムには前がかりになる裏を突かれて2点目。

 試合後、SAGAWAの中口監督は「スリッピーなグラウンドなので、特にリスタートを狙っていた。選手が走り、ボールを速く動かす自分たちのサッカーができてきた。ゼルビア左サイドバック(DF津田選手)のオーバーラップをケアできたことも大きい」と話す。

 ゼルビアの戸塚監督は「中盤のこぼれ球を拾うためにハードワークできるチームが流れをつかむことができた試合。後半の良いリズムの時に得点を奪えなかったことが敗因。久々に先発した山腰選手は90分戦える体に戻っていない。決定機にシュートが枠をとらえられなかった。今日の敗戦で選手たちはぐったりしているが、悲観はしていない。全チームと対戦して、選手のタイプや戦術が分かってきた。しっかり準備して後期、巻き返したい」と話す。

 次節は後期開幕戦。町田市立陸上競技場7月4日、佐川印刷SCと対戦する。

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