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町田ゼルビア、首位・大分に再逆転勝利 ロメロ選手「ご懐妊ゴール」2発

再逆転ゴールを決めたロメロ・フランク選手

再逆転ゴールを決めたロメロ・フランク選手

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 J2リーグ第37節が10月14日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアは大分トリニータに3対2で勝利した。入場者数は5161人。

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 ここ4試合白星なしの町田は2試合未消化ながら順位を6位に落としている。相馬直樹監督は、出場停止など3選手を入れ替えて首位との上位対決に臨んだ。

 試合は、前回の大分戦から6試合ぶりに先発出場したMFロメロ・フランク選手の狙いすましたシュートで町田が先制。大分は前掛かりで攻める町田のディフェンスライン裏に精度の高いボールを供給、立て続けに2得点して逆転。それでも、町田は終了間際にロメロ選手のシュートのこぼれ球をFW中島裕希選手がゴール左隅に流し込み、同点で試合を折り返す。

 前半は大分に押し込まれる時間が多かったが、ハーフタイム、相馬監督は「狙いどころの位置を変えて戦う」ように修正。町田が押し気味に試合を進めると、ロメロ選手がペナルティエリア内でディフェンスのプレッシャーを受けながらの反転シュートで再逆転。ボールをユニホームの中に入れるこの日2回目の「ご懐妊」パフォーマンスで喜びを表した。ロメロ夫人は安定期に入って試合を観戦していたという。2点目の中島選手も今月第2子を授かっての「ゆりかご」パフォーマンスを披露。

 町田は3位に浮上。再び優勝を狙えるポジションに戻した。試合後、相馬監督は「修正しながら勝ち取った価値のある勝利。我々の戦いができたことは大きな自信になる。ただ目の前のことであまり喜び過ぎずに、次のアウェイゲームで勝ち点3を取るためにまたいい準備をしていきたい」などと話した。

 町田はアウェー4連戦後、11月4日、アビスパ福岡をホームに迎える。

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