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町田の版画美術館で「#映える風景」展 近世ヨーロッパの作品を読み解く

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 町田市立国際版画美術館(町田市原町田4)で4月24日より、企画展「#映える風景を探して 古代ローマから世紀末パリまで」が開かれる。

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 SNSやGoogleストリートビューなどでより身近になった風景に着目し、「#映える風景」の作られ方を16~19世紀のヨーロッパで制作された版画、挿絵本、油彩画、写真から読み解く企画。

 ブリューゲル、ルーベンス、レンブラントなどによる風景画の誕生から、クロード・ロランやJ.M.W.ターナーなど絵になる景色を探しもとめた作家の「映えさせる」テクニックやツール、旅行記による世界各地の風景の普及、カミーユ・ピサロといった写真の普及に抗う版画作家などを約170点の作品で紹介する。

 「目の前に広がる景色をひとつの絵に収めるために、画家や版画家はさまざまな工夫をこらしてきた」と担当学芸員。関連企画として、講演会やプロムナードコンサート、版画制作ワークショップなどを予定する。

 開催時間は10時~17時(土曜・日曜は17時30分)。月曜休館。観覧料は一般=900円、高校・大学生=450円、中学生以下は無料。障がい者手帳、愛の手帳などを提示した場合は半額。6月27日まで。

※ 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が4月23日に決定したため、25日より臨時休館。緊急事態宣言が終わる5月12日以後に再開予定。

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