伊勢丹相模原店（相模原市相模大野4、TEL 042-740-1111）は3月25日より、京都老舗の食材や工芸品を集めた「京都歴代のれん市」を開催している。

　食品では「抹茶」をキーワードに商品を特集。京都きぬかけの路沿いにあるスイートショップ「まざあぐうす」は同展初出店。宇治の濃厚抹茶を練りこんだクリームと丹波産黒豆などを宇治抹茶入りスポンジでロールした「濃厚抹茶ロールケーキ」（525円）を数量限定で販売する。

　イートインコーナーでは、京都八坂の「文の助茶屋」が、宇治田原町産の抹茶を使った「わらびもち」（473円）や、国産の栗を抹茶ソフトクリームにトッピングした「抹茶パフェ」（998円）を提供する。

　下鴨神社の包丁人を代々務めてきた京料理と茶懐石の老舗料亭「下鴨茶寮」は、一口飛竜頭やだし巻き玉子、高野豆腐など15品目のおばんざいとタケノコ御飯を詰めた「筍御飯と15品目の京料理弁当」（1,050円）など、京都ならではの素材や料理技法を生かした弁当を販売する。

　工芸品では、「いむら意匠」が伝統工芸士の仕事を生かした京友禅の手描傘「16骨手描き友禅染晴雨兼用傘」（63,000円、限定2点）などを販売する。

　「半年前から新しい出店先の発掘や新企画の提案に取り組んできた。毎年本展を楽しみにされているお客様に、新しい商品をご覧になっていただきたく、老舗名店とのコラボレーション商品や初出店の店も用意した」と同店担当者。

　営業時間は10時～19時30分（最終日は16時まで）。イートインは10時30分～19時（最終日は15時30分まで）。3月30日まで。