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アメフト「相模原ライズ」、同市創業の家電量販店「ノジマ」とスポンサー契約

野島廣司社長、石井光暢代表、須永恭通ヘッドコーチ(後列左から)

野島廣司社長、石井光暢代表、須永恭通ヘッドコーチ(後列左から)

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 アメリカンフットボールX1リーグ所属の「相模原ライズ」を運営するNPO法人「相模原ライズ・アスリート・クラブ」(相模原市中央区淵野辺3)は4月19日の記者会見で関東甲信越地方を中心に家電量販店を展開するノジマ(横浜市)とネーミングライツスポンサーシップ契約を締結。チーム名を「ノジマ相模原ライズ」に変更したことを発表した。

ノジマ相模原ライズの新ユニホーム

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 契約期間は2011年4月1日から3年間。契約内容は、「ユニフォームへのロゴ掲出」「共同での地域貢献活動の実施」「共同での商品開発及びマーケティング活動の実施」。契約金額は非公開。

 スポンサードについて、ノジマの野島廣司社長は「弊社は昭和34年、相模原市で創業した。私は現在も相模原市に住んでいる。アメフトは大学時代に良く観戦していた。ライズが1部昇格により資金面で苦慮しているという話を聞き、石井さんと会ったところ、勝つことや営利を上げることだけでない、高い志を持っていることに感動した。ライズとスポーツ文化を通じて地域に貢献する。チームにはもっと強くなってもらって弊社にも貢献してもらえるとうれしい」と話す。

 クラブ代表の石井光暢さんは「社会情勢に左右されない、地域とファンと共に歩むクラブチームを目指す当クラブの理念に賛同いただいた。今後はノジマ相模原ライズとして、日本に元気を吹き込みたい。フットボールはもちろん地域貢献活動にも取り組んでいく」と意気込みをみせる。

 今年のチームの方針について、ヘッドコーチの須永恭通さんは「当クラブには強豪といわれた当時の力はないが、日本一を目標に掲げ、主将を中心に選手が自立し、最後まであきらめないチームづくりをする。これまで厳しい練習を重ねてきた。5月の交流戦と夏の練習で強豪チームと争えるチームにしたい」と説明する。

 ライズは5月1日、川崎球場で鹿島ディアーズと対戦する。

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