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町田ゼルビア、「J1仕様」練習拠点を公表 来年7月完成へ

クラブハウス&グラウンド完成イメージ

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 FC町田ゼルビアは6月30日、鶴見川クリーンセンター(町田市三輪緑山1)内に整備する練習拠点の概要を公表した。

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 クラブ念願のJ1昇格に必要な天然芝グラウンドとクラブハウスが一体となった施設。土地は、町田市から無償で貸し付けを受けた。天然芝グラウンドは2面で、総面積約1万8000平方メートル。クラブハウスは本棟2階建て、別棟平屋建てで延床面積は約1700平方メートル。設計は隈研吾建築都市設計事務所。

 建築は、「緑豊かな三輪緑山のすばらしい景色にとけ込み、自然と調和するデザイン」を施し、町田市の木で、ゼルビアの語源である「けやき(ゼルコヴァ)」をモチーフとした大小2つの跳ね屋根で、新拠点を象徴するゲートの役割をもたせた。

 建造物全体に温かみのある雰囲気を醸し出すことで、使用する選手だけでなく、来訪者が落ち着ける空間となることを意識。周囲の桜並木など現状の景観を最大限に生かし、外周路なども整備して地域に開かれた、近隣住民との共生を深く感じさせる施設を目指すという。

 ゼルビアの大友健寿社長は「施設は、町田市のスポーツ推進条例のホームタウンチーム活動場所の整備ということで、トップチームの練習場として近隣住民の環境に配慮し、施設全体を市民と活用していくことも検討しながら運用する。『町田を世界に!』と掲げるクラブの思いが叶う場所に、そして子どもたち・青年たちの夢の創造の場所となるように、今後も変わらず努めていく」などとコメントを寄せている。

 工事開始は6月25日で終了予定は2021年7月。

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