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町田経済新聞が創刊10周年 ローカルメディアの持続可能性に挑戦

まほろ駅前経済新聞社の企画会議。ここから聖地巡り、映画上映などが実現した。

まほろ駅前経済新聞社の企画会議。ここから聖地巡り、映画上映などが実現した。

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 町田・相模原市内のニュースを扱うインターネットサイト「町田経済新聞」(以下、町経)が11月、サイト公開10周年を迎えた。運営は、インターネットコンテンツの企画や制作を手掛けるブリッジ有限責任事業組合(町田市つくし野1)。

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 町経は2007年11月、「みんなの経済新聞ネットワーク」(本部=東京都渋谷区)の31番目の媒体としてニュース配信を開始。町田市と相模原市を中心としたエリアを取材し、特色ある店のニューオープン、文化、スポーツなどのイベント、街づくりや地元企業の取り組みなど2500本以上のニュースと約100本の特集記事を配信。

 オフラインでも、ネットメディアになじみがない人に向けたフリーペーパー「月刊町田経済新聞」の発行、映画「まほろ駅前狂騒曲」とのコラボレーションで立ち上げた架空の新聞社「まほろ駅前経済新聞」の運営、周年イベントなどを実施している。

 町経編集長の宮本隆介さんは「挑戦する人に支えられて記事を書き続けることができた。10年かけてローカルにはローカルならではのニュースのネタがあるということを実証できたと思う。次の課題は『ローカルメディアの持続可能性』。地域にとって必要とされる存在になれるように頑張りたい」と話す。

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