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東急線「大井町→長津田」有料座席指定サービス、12月14日開始へ

「Q SEAT」のラッピング車両(上)、サービス区間(下)

「Q SEAT」のラッピング車両(上)、サービス区間(下)

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 大井町線の有料座席指定サービス「Q SEAT」が12月14日、運行を開始する。

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 平日夜に大井町線を利用して田園都市線方面に帰宅する際の着席ニーズに応える同サービス。平日夜に有料座席指定の車両を運行するのは東急電鉄初の試み。東急、品質(Quality)、迅速(Quick)の「Q」に、座席を表す「SEAT」を加えた名称が応募3585件の中から選ばれた。

 サービス区間は、有料座席指定サービス乗降可能駅=大井町・旗の台・大岡山・自由が丘、有料座席指定サービス降車専用駅=二子玉川・溝の口・鷺沼、フリー乗降駅=たまプラーザ・あざみ野・青葉台。

 大井町線6020系(7両編成)のうち1両を、ロングシートからクロスシートへ転換できるラッピング車両に置き換え、19時30分~23時台の間に5本を、大井町発・田園都市線直通の急行長津田行きとして運行する。座席数は、クロスシート36席、ロングシート9席の計45席。

 既存車両よりも広い座席、電源コンセントとカップホルダーを設置するほか、車内Wi-Fiサービスを無料提供する。

 指定料金は400円。12月中旬に公開予定の専用サイト「Qシートチケットレスサービス」と有料座席指定サービス乗降可能駅で乗車当日分を販売する。

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