町田市は9月26日、市立陸上競技場のネーミングライツ(命名権)スポンサーの優先交渉権者を公表した。
優先交渉権者は、物流や廃棄物収集運搬を手掛けるギオン(相模原市中央区南橋本1)。同社は麻溝公園陸上競技場のネーミングライツも取得し、「相模原ギオンスタジアム」と命名。同スタジアムをホームとするSC相模原のユニホーム胸スポンサー。市内では、小野路公園、鶴川中央公園などの指定管理者グループの代表団体を務める。
ネーミングライツの募集は7月25日~8月30日に実施。3事業者から応募があったという。契約希望金額は年間1,500万円以上(税別)、契約期間は3年以上が条件。今後は契約内容の協議を行い、2020年1月から愛称使用開始の予定。
同競技場はJ2リーグで戦うFC町田ゼルビアの本拠地。現在、J1基準スタジアムへ改修工事を進めている。ゼルビアのJ1昇格を視野に入れ、ネーミングライツ導入で安定的な施設運営などに役立てるという。