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町田山崎団地の駄菓子店「ぐりーんハウス」閉店へ 存続に向けた動きも

ぐりーんハウス。初期費用を抑えるため、スケルトンのまま営業。まちに開かれているが、吹きさらしのため、夏暑く、冬は寒い。

ぐりーんハウス。初期費用を抑えるため、スケルトンのまま営業。まちに開かれているが、吹きさらしのため、夏暑く、冬は寒い。

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 町田・山崎団地名店街のおもちゃと駄菓子店「ぐりーんハウス」(町田市山崎町、TEL 042-792-0194)が9月28日に閉店する。

店に集う子ども

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 同店は1968年開業。閉店後、2年の空白期間を経て2012年、現店主の綾野光紘さんが店を引き継いで再開した。

 新店舗は駄菓子の品揃えを充実させ、団地の子どもたちに親しまれた。閉店の理由は経営難。人件費をまかなえるほどの売り上げがなかったという。8月中旬に閉店を公表。子どもから、「今年一番のショック」「僕が店を引き継ぐ」などの声が寄せられたという。

 店外に貼られた「閉店のお知らせ」で、営業を引き継ぐ人を募る。「商店街でも店を存続させられないか検討しているが、現時点では未定。私が子どものころの思い出を残したいと引き継いだ店。どうにかしたい」と綾野さん。

 営業時間は12時30分~18時(28日は13時~)。火曜定休。

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