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町田市立陸上競技場「J1仕様」改修に向け設計着手へ

町田市立陸上競技場の整備イメージ。上側が増設したバックスタンド。

町田市立陸上競技場の整備イメージ。上側が増設したバックスタンド。

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 町田市は本年度、町田市立陸上競技場をJ1リーグ仕様に改修するための基本設計に着手する。同基本設計は3月議会で、事業最適化の検討が不十分と見なされ、予算の執行が猶予されていた。

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 それを受けて市は6月15日、議会に検討結果を報告。スタジアム新設の実現可能性、事業手法などを検討した結果、同陸上競技場を候補地とすることが適当であると説明した。

 基本構想によると主な改修内容はバックスタンドを増設し、総観客席数を現在のJ1基準である1万5000席以上とするもの。事業費の概算は58億8,000万円。2018年度に実施設計と造成工事、2019~2020年度に増設工事を進める予定。

 FC町田ゼルビアが算出したJ1昇格の経済波及効果は年間49億6,300万円。J1リーグなど公式戦20試合開催で、1試合あたりの観客動員数を昨シーズンの湘南ベルマーレのリーグ戦平均観客動員数(1万1530人、同リーグ16位)を超える1万2,000人と見込む。町田の今シーズン(9試合消化)のホームゲーム平均観客動員数は4397人。

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